青に伸びる白の線 羽ばたかぬ鳥は遙か高く 騒がしく空気響かせながら 途方もない遠く近い場所を目指す 不意に立ち止まり 空を見上げた 吹き抜ける風 それは追い風 身を任せれば どこまで行くだろう 短いしっぽでバランスとって 屋根の上を歩く 白に混じる灰の陰 雨のにおいも直ぐそこに 今はまだ遠くで威張り散らしてる あの雷様も そう直ぐそこに 遠くに行こうか どこまでも 吹き付ける風 それは向かい風 試すような容赦のない風 短いしっぽでバランスとって 太陽を追いかける 吹き抜ける風 それは追い風 僕はいつでも僕の場所を探す 短いしっぽでバランスとって 今日も歩き続ける