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blog - prezi ズーミングプレゼンテーションツール

prezi ズーミングプレゼンテーションツール

カテゴリ : 
フリー
執筆 : 
kuha 2011-10-10 20:55
プレゼンツールpreziだが、これはお勧めプレゼンツールです。
http://prezi.com/

パワポ、キーノートの紙芝居プレゼンではなく、巨大なパネルに項目を配置して平面上を動きながらプレゼンできます。しかも、ズーミングで、縮尺を自由自在に拡大/縮小できるので、項目の概要と詳細を視覚的に表現できます。パワポ、キーノートが1次元プレゼンなら、preziは縦、横、深さ(縮尺)の3次元プレゼンといえます。

インタラクティブメディア学科の紹介で使ったプレゼンはここから見れます。
http://prezi.com/ir1p4ozs4uba/presentation/

以下、使用感のまとめ。

利点
プレゼン時には、矢印キーだけで、自由に快適に操作できる。適宜マウスも使用できる。
プレゼン作成・編集にはゼブラツールというアイコンを使うのだが、直感的で、覚えやすい。
Web上にチュートリアルがあり、一通りやれば、すぐに使えるようになる。
http://prezi.com/learn/
巨大な平面上に文字や図形を配置し、項目間の相関関係を2次元構成によって明確にできる。
ズーミングで詳細項目を限りなく入れ子にし、全体像、詳細などの構造を明確にできる。(これが3次元目)
ズーミングや回転の動きがダイナミックで面白い。(ただし乱用すると、くどくなる)
フリーでオープン。Free版で十分使える。
ソフトをインストールすることなく、ブラウザを使って、クラウドで作成する。(Free版はクラウドのみ)
作成したプレゼンのドキュメントは、基本的にクラウドで公開されるので、優れたプレゼン例が豊富にそろっている。
Edu Enjoy版(アカデミックライセンスで教育機関のメールアドレスが必要)なら無料でさらに充実。
例えば、Free版だと、ファイル容量が100MB、ドキュメントにpreziのロゴが入り、ドキュメントはpublic(誰からもアクセス可能)でクラウドに保存される。
Edu Enjoy版だと、ファイル容量は500MBまで、ロゴを外せる、ドキュメントをprivateでクラウドに保存できる。
Pro版だと、有料だが、オフラインで編集できるPrezi Desktopが使える。
など。

欠点
日本語フォント、文字装飾がイマイチ。中文のテンプレートを選択すると、わりとよい。
配布資料を作りにくい。パスで指定した順番で全ての画面をページとしてPDFにできるのだが、PDFにしてからの編集(主にページ削除)が必須で、これがかなり面倒。preziプレゼンでは、いっそうのこと紙資料を配布しないほうがよいかもしれない。
図形描画がない。イラレなどで描画したものをPDFやjpgなどにして読み込む。
パワポでいうアニメーション機能がない。
動画をたくさん入れるとファイル容量が大きくなる。(これは、パワポでも同じだが、preziの場合、ダウンロードの時間が長くなる。YouTubeの動画にリンク貼り付けはできるのだが、オフラインでプレゼンするときには、動画ファイルそのものをドキュメントに埋め込むことになるため。)
プレゼン時には、ローカルに落としてからフラッシュムービーとして実行させるのだが、やや重い。非力なPCだと、ズーミングなどの動きがカクカクしてしまう。

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