blog - 202408のエントリ
「調性で読み解くクラシック」吉松 隆(著)
クラシック音楽のタイトルには、必ずと言っていいほど調性が含まれている。
例えば、「モーツァルトの小フーガト短調」といった具合だ。
なぜ、曲目に調性が付けられているのだろうか?
そんな素朴な疑問から始まり、音楽の3要素、長調と単調、楽器の特性、音の物理学、倍音、協和音、音階、純正律と平均律、グレゴリオ聖歌から機能和声への歴史など、とても豊富な話題が扱われていて、とても興味深く読み通せる良書。
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