blog - 200912のエントリ

ブルゴーニュ赤テイスティング

カテゴリ : 
飲食
執筆 : 
kuha 2009-12-15 10:10
JSAの例会でブルゴーニュの赤のテイスティングセミナーがあったので、久しぶり参加してきた。講師は田崎真也氏。ワインは2004年ビンテージのプルミエクリュで統一されていた。1erクリュの畑はグランクリュよりもテロワールの特徴が出やすいので、ニュイの村ごとの特徴をつかむにはもってこいだ。

さて、2004年はブルゴーニュでは8月に雨が多く、9月には晴れが多かったため、湿気対策やグリーンハーベスト対策、また収穫後の扱いのいかんによってワインの出来にドメーヌごとの差が出ている年である。また価格も安定しているのでレストラン向けでもある。ちなみに、2005年はブルゴーニュにとってほぼ完璧な年で、長期熟成型である反面、村ごとの個性がでにくく、値段高すぎ。一方、2003年は猛暑で有名な異常気象の年なためワインの出来はよくない。そういった意味で2004年は異常な年と出来過ぎの年という両極端に挟まれたユニークなビンテージといえる。

ちなみに2009年もこれまたグレートビンテージで、2005年があまりによい年だったためあらゆる賛辞の言葉が語られたが、2009年の形容に言葉を選ぶのに困っているとか。特にヌーボーは50年来のよい出来といわれたが、これは間違い。なぜならヌーボーの販売解禁制度ができたのは1967年からなので、ボジョレーヌーボーは42年前にしかないはずだから。おそらく50年来という形容は1959年が歴史に残るグレートビンテージだったため、2009年が50年ぶりのよい年ということなのだろう。

今回のセミナーでは、市場小売価格で1万円以上といずれもよい赤ばかりだった。何でも、例の漢字検定の団体の件で、社団法人が利益を上げすないよう関連省庁からの会計チェックが厳しくなり、今回のような無料テイスティングセミナーでもいいワインが提供できるのだそうだ。
ワインを北からあげると以下の通り。。。(おおむね、村、畑、作り手の順番、いずれも赤)

Gevrey Chambertin, Clos du Fonteny, Bruno Clair
Morey Saint Denis, Clos des Ormes, Georges Lignier
Chambolle Musigny, Les Charmes V.V, Christope Perrot Minot
Vosne Romanee, Aux Chaumes, Jean Grivot
Nuits Saint-Georges, Les Vaucrains, Henri Gouges
Beaune, Bressandes, Albert Morot
Pommard, Jarolieres, Jean Marc Boillot
Volnay, Les Taillepieds, Domain de Montille
Chassagne Montrachet, Clos de la Maltroye, Chateau de la Maitroye



ずらりとニュイのワインが9品もならぶと壮観だ。これを2時間程度でテイスティングするのでけっこうハード。
村ごとの特徴はまたこの次にでも。

Googleの携帯Nexus One

カテゴリ : 
フリー
執筆 : 
kuha 2009-12-14 07:52
Googleが発表した携帯端末はNexus Oneというらしい。
Google社員のツイートが発端となってGoogleのオリジナルAndroid携帯のうわさが広まっていたのですが、いよいよGoogleが公式ブログで概要を発表したようです。
あちこちで、Google社員がテスト機の様子をTwitterでつぶやいているようです。ネットにかなり情報が氾濫しているもよう。

http://jp.techcrunch.com/archives/20091212nexus-one-google-phone-picture/

しかし、Googleが携帯端末、というかハードウェアを発売するとは極めて異例ですね。iPhoneの本格的な対抗馬になりそう。
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