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LinuxなどのコマンドラインからMySQLのCREATEUSERとかをバッチで一括で実行するには、以下のとおり。

まず、MySQLのCREATEUSERで一人分のユーザを登録するシェルスクリプトのバッチファイルをfoo.shなどとして保存する。
以下の例では、引数に文字列 *** を指定すると、MySQLのアカウント名は user*** 、パスワードは、 pass*** となる。さらに、アカウント名と同じ名前のデータベースを作成して(CREATE DATABASE)、全権限を与えている(GRANT ALL PRIVILEGES)。MySQLサーバはlocalhostとしている。

name=`printf user"$1"`
passw=`printf pass"$1"`
echo "CREATE USER '$name'@'localhost' IDENTIFIED BY  '$passw';"
echo "GRANT USAGE ON * . * TO  '$name'@'localhost' IDENTIFIED BY  '$passw' WITH MAX_QUERIES_PER_HOUR 0 MAX_CONNECTIONS_PER_HOUR 0 MAX_UPDATES_PER_HOUR 0 MAX_USER_CONNECTIONS 0 ;"
echo "CREATE DATABASE IF NOT EXISTS  \`$name\` ;"
echo "GRANT ALL PRIVILEGES ON  \`$name\` . * TO  '$name'@'localhost';"
echo ""

次に、foo.shをすべてのアカウント分を実行するシェルスクリプトをfoo.sh.txtなどとテキストファイルにする。この例では、文字列として、001, 002, 003 .....といった3桁の連番を指定する。このテキストファイルは、エクセルのオートフィルなどで連番の数字を生成すると簡単に作成できる。結果として、アカウント名は、user001,user002,user003......となる。

sh foo.sh 001
sh foo.sh 002
sh foo.sh 003
sh foo.sh 004
sh foo.sh 005
....


さらに、以下のように、foo.sh.txtを実行すると、人数分のCREATEUSERを実行するMySQLのスクリプトが書き出されるので、テキストファイルmysql_foo.sh.txtに保存する。

sh foo.sh.txt > mysql_foo.sh.txt

最後に、以下のようにmysql_foo.sh.txtに保存されたスクリプトをMySQLに読み込ませて実行し、アカウントを生成する。

mysql -u hoge -p < mysql_foo.sh.txt

なお、-pオプションにパスワードを記述するとパスワードを聞かれない。

JAXA宇宙科学研究所 相模原キャンパス

カテゴリ : 
場所
執筆 : 
kuha 2011-05-08 19:03
神奈川県相模原市にあるJAXAの宇宙科学研究所だが、これは昔は東大の研究所だったのだが、後に文部省になり、今はJAXAになっている。相模原キャンパスは見学コースがあり、無料で見ることができる。屋内展示室には過去の日本製の人工衛星が展示されており、スタンプラリーで楽しめる。また様々なワークショップやプロジェクト、教育プログラムが用意されている。
http://www.isas.jaxa.jp/j/index.shtml

一番の見所は「はやぶさ」の原寸模型とM-Vロケットの実機模型だろう。はやぶさでは、イオン・プラズマエンジンのスイッチが操作できる。何でも鼻息程度の出力だが、真空の宇宙空間では効率よく推力を得られるそうだ。いわゆるISPってやつがいいのだ。

面白いのがイカロス(IKAROS)のソーラセイル(太陽帆)航法の展示で、風圧でヨットが進むのと同様の原理で、太陽光圧を帆に受けて進むのだ。これも真空の宇宙ならではの航法で、究極のエコエンジンだろう。このソーラセイルは地上では折りたたまれ、宇宙空間で広げられることになるのだが、絡まったり、破れたりして広げるのに失敗することが許されない。そのために考え出された「ミウラ折り」なる折りたたみ方法で帆が折られており、その折り方を説明したパネルと実際に体験できるシートが展示してあった。このミウラ折りは地図など、通常は小さく折りたためられているが、屋外ですぐに破れることなく即座に広げるのに便利だ。ちなみに「ミウラ折り」の名前は考案者である宇宙科学研究所の三浦先生から取られている。
http://www.miuraori.biz/hpgen/HPB/categories/57857.html

YouTubeにミウラ折りやそれに関連するトポロジーの映像が数多くアップされているので、関心ある人は見てみるとよい。そういえば、未来館のとあるワークショップでもミウラ折りの説明をしているチューターの人がいたな。

アサヒビール神奈川工場

カテゴリ : 
場所
執筆 : 
kuha 2011-05-08 18:37
神奈川県南足柄市にアサヒビールの神奈川工場がある。
http://www.asahibeer.co.jp/factory/brewery/kanagawa/index.html

2003年に完成したアサヒビールの中では最も新しい工場だけあって見学施設が充実している。驚くのは、かなり大きな工場なのだが、従業員が80人ほどという少人数で、徹底したコンピュータ制御・管理によって効率的な運用が行われている。また、広い敷地の半分以上が緑地となっており、ちょっとした大きな公園のようでもある。

見学コースも工場設計当初から考えられており、おおむね見学コースから斜め下の製造現場を見る形になっており、コースには気の利いた展示が数多くなされている。

エコウィンドでは、蛍など工場内の緑地に生息する生物の様子をインタラクティブな仕掛けつき映像で楽しむことができる。スーパービアビジョンでは、エスカレータを降りながらダイナミックな映像と照明の演出を楽しめる。エコフォレストコーナーでは、環境をテーマとした子どもが触って楽しめる展示物が用意されている。

原料となる麦芽とホップの試食もあり、麦芽の甘みと香ばしさ、ホップのさわやかな香りと苦味を体験できる。アサヒでは原料に麦芽に加えて、米やコーンスターチを加える。これによって、すっきりした飲み口に仕上げるいわゆるスーパードライのスタイルにしているのだが、これは好みの分かれるところ。麦芽100%の麦の香ばしさをよしとするか、それをやや癖のあるものと考え、米やコーンで抑えるかといったところか。

興味深いのは発酵タンクが屋外に設置されていることだ。聞くところによると、ステンレスタンク自体に温度管理機能を設けると室内よりも温度管理が容易で、大型化が可能だそうで、アサヒビールが開発した技術とのことだ。大型ステンレスタンクが数十個並んでいる姿は圧巻で、確かに品質の整った発酵・熟成を行うのに適しているように見える。

缶詰・瓶詰などのラインでは大量の製品が瞬時に処理されているのだが、ダイナミックな動きは見ているだけでも面白い。

ガイドの案内も分かりやすく、質問にも的確に答えており、よく勉強している。おおむね1時間半ほどのコースだが、見学は無料でかなり充実している。訪れる価値ありだ。

自然科学技術系のミュージアム

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場所
執筆 : 
kuha 2011-04-22 18:39
連休中に訪れたい神奈川・東京近隣のミュージアムや博物館。科学技術をどのように分かりやすく魅力的に展示しているか、とても勉強になる。インタラクティブアートの要素もふんだんに含まれている。また様々なワークショップが企画されている。

科学技術館 http://www.jsf.or.jp/
国立科学博物館 http://www.kahaku.go.jp/ (大学パートナーシップ 学生証で常設展無料)
船の科学館 http://www.funenokagakukan.or.jp/
多摩六都科学館 http://www.tamarokuto.or.jp/
生命の星・地球博物館 http://nh.kanagawa-museum.jp/
リスーピア http://risupia.panasonic.co.jp/
ソニー・エクスプローラサイエンス http://www.sonyexplorascience.jp/index.html
東芝科学館 http://kagakukan.toshiba.co.jp/
三菱みなとみらい技術館 http://www.mhi.co.jp/museum/
はまぎんこども宇宙科学館 http://www.sciencemuseum.jp/yokohama/
国立天文台三鷹キャンパス http://www.nao.ac.jp/about/mitaka.html
調布航空宇宙センター http://www.jaxa.jp/visit/chofu/index_j.html
JAXA相模原キャンパス http://www.jaxa.jp/visit/sagamihara/index_j.html

神奈川県のWebサイトにはリンク集がある。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/01/0102/kagaku/link/kagakukan/ichiran.html

なお、日本科学未来館 http://www.miraikan.jst.go.jp/
NTTインターコミュニケーション・センター(略称:ICC)http://www.ntticc.or.jp/index_j.html も訪れたいが、現在、休館中。

サイバーエージェント冨嶋亜耶氏の特別講演

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執筆 : 
kuha 2011-04-13 14:41
今日の特論は、サイバーエージェントでエンジニアをしている冨嶋亜耶氏の講演。彼女は本ゼミの1期生で、久しぶりに母校に来てくれた。サイバーエージェントといえばアメーバブログなどで有名だが、彼女は、インターネット広告の部門で、SEO(Search Engine Optimization)の研究開発に携わっている。卒業後はニューヨークのIBMワトソン研究所にいたのだが、そのころの話も含め、SEO周りの興味深い話が聴けた。IBM時代には同僚の影響で、英語よりイタリア語がうまくなったとか。。。

検索エンジンといえばGoogleだが、日々、Googleの検索アルゴリズムがどうなっているかとか、検索結果の上位に表示される高品質のサイトを構築するにはどうすればいいかなどを考えているとのこと。去年の秋からYahooの検索はバックでGoogleが動いているので、事実上、日本の検索はほとんどがGoogleに依存しているといってよい。

Googleのbotがクロールしやすくするために、パンくずナビやサイトマップはあったほうがポイントが高くなるそうだ。またキーワードとしてビッグワードとロングテイルワードの両方で対策するのがよい。

パンダアップデートなるGoogleの大規模な検索アルゴリズム変更が、米国では2/24にになされたそうだ。日本にも上陸する予定。低品質サイトがかなり排除されるらしい。低品質サイトとして認識されるのは、スクレイピング、リライトなどの内容の浅いコンテンツ、自動生成のコンテンツ(たとえばOKWaveから自動生成される教えてXXXサイトとか)などで、かなり検索結果に影響があると見られている。

SEOのための参考サイト;精錬雨読 http://www.seiren-udoku.com/

アメーバの形をしたかわいいモバイルストラップをもらいました。

いくつかのキーワード
CV コンバージョン
CTR Click Through Rate クリック率
CVR Conversion Rate コンバージョン率
GoogleAdWords グーグルのキーワードツール。
LP Landing Page
Google page rank 10点満点で表示されるサイトのGooogleによるサイトの評点

計画停電なし

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執筆 : 
kuha 2011-04-08 17:44
東電によると、原則、計画停電は行われないことになったそうです。
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

しかも厚木市飯山のグループ1は計画停電の対象から除外とのこと。
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/information/d016950.html

これで、授業が安心して行えますね。

厚木市の計画停電

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フリー
執筆 : 
kuha 2011-04-07 21:27
以下の厚木市のオフィシャルページにアナウンスされています。

http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/
東京工芸大学の大学院の施設にメディアコンテンツ研究センターというのがありますが、そこが主催するシンポジウムが2011年3月11日(金)13時-17時に中野キャンパス芸術情報館にて開催されます。

http://www.t-kougei.ac.jp/institute/mcrc/symposium.html

Twitter社会論で有名な音楽ジャーナリストの津田大介さんがパネリストとして参加します。必見!

フローティングビジョン FV-01

カテゴリ : 
フリー
執筆 : 
kuha 2011-02-21 16:20
パイオニアが面白いものを出していますね。

http://www.minpos.com/static/pioneer/floating_vision/index.html

メガネなしで映像が浮かんで見えるモニターです。
実機を入手したのでゼミでいろいろ試しています。

the Latest World Music Viewer

カテゴリ : 
フリー
執筆 : 
kuha 2011-02-18 22:08
卒業制作のWebサイト
the Latest World Music Viewer

http://www.latestworldmusic.com/

世界地図から様々な音楽をリアルタイムに一望できる直感的なネットワークツールです。日々進化を続ける世界中の音楽シーンを、手に取るように感じ取ってもらいたい。もっと分かりやすいインターフェースで、データベースとして価値のあるものを発信していきたい。そんな思いから生まれました。
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